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おすすめ楽譜・音楽書
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■■「詩曲」の室内楽版
ショーソン/イザイ:ポエム op. 25:室内楽編曲版(スコア・パート譜)
ショーソンのコンセールと同じ編成への編曲。ジュネーヴ音楽院図書館所蔵の作者不明の編曲を作曲者による管弦楽伴奏編曲(自筆譜)と照合したものです。ソロ・ヴァイオリンは長らく絶版となっているイザイ版を使用していることが大きな特徴で、スコア巻末にはオリジナルとイザイ版の相違点がまとめてあります。なお、この楽譜による初演の模様がYouTube にアップされています。
★現代アメリカの代表的作曲家ドアティのスコア特集★
マイケル・ドアティは、グラミー賞を6度受賞するなど現代アメリカで最も活躍する作曲家の一人で、1940年代から60年代のアメリカ文化やポップカルチャーを題材とする作品が多いのが特徴です。複雑な対位法とジャズなどの要素を融合させ、エネルギッシュで親しみやすくユニークな音楽を数多く生み出しています。
リンカーンの生誕200年を記念して2009年に初演された、バリトンと管弦楽のための作品。「自らのビジョンを雄弁に語り、人間精神の力によって偏見や意見の相違を乗り越え、より良い世界を築くことができると信じた一人の人物を、音楽で描き出した作品」(作曲者)で、色彩豊かで劇的なオーケストレーションによって、リンカーンの言葉に命が吹き込まれています。構成:リンカーンの葬送列車;自伝;エイブラハム・リンカーン、それが私の名;記憶の神秘的な和音;ビクスビー夫人への手紙;リンカーン夫人のオルゴール;ゲティスバーグ演説
「ビクスビー夫人への手紙」をYouTubeでご覧になれます。
セルジョ・レオーネ監督、音楽エンニョ・モリコーネによる諸作品をはじめとするイタリア製西部劇(日本ではマカロニ・ウェスタン)へのオマージュとして書かれたイングリッシュ・ホルン協奏曲です。この楽器が持つエキゾチックな響きが活かされた色彩的でユニークな協奏曲です。オーボエ、クラリネット、バスーンを欠いた大オーケストラによる個性的なサウンドも魅力的です。
題名の「フラミンゴ」はアメリカの芝生の庭によくあるプラスチック製のピンクのフラミンゴの装飾から来た、とドアティは序文で語っています。そこから作曲者の連想はフロリダのテーマ・パーク「サイプレス・ガーデンズ」で見た水着の女性たちによる水上スキー・ショー(本物の「ピンク・フラミンゴ」、この楽譜の表紙を飾っています)へと移り、さらに「フラミンゴ」という語は「フラメンコ」を連想させる、として話題は2人の打楽器奏者が活躍するこの作品へと移ります。野趣あふれる原色的なオーケストレーションが光る魅力的な作品です。
ジンマン指揮ロンドン・シンフォニエッタによる演奏をお聴きになれます。
ジョージア・オキーフに因んだ作品。1920年代後半、オキーフは当時の目新しい風景だったニューヨークの摩天楼を描いた絵画を20点余り制作しています。ドアティはヴァイオリンのさまざまな演奏技巧と管打楽器の多彩な音色を駆使して摩天楼の無数のガラスの輝きや天にも昇る摩天楼とそこに込められたアメリカ的な上昇志向を表現しています。なお、表紙に掲載されているのはオキーフの 'Ridiator Building - Night New York' です。
第1楽章をお聴きいただけます。
ユースオーケストラのための作品です。
レスリー・ライト校訂のオイレンブルク・スコアに基づく指揮者用大型スコア。従来のブライトコップ版は同社の編曲者が手を加えたもので、トランペットとコルネットの使い分け、ナチュラル・ホルンとヴァルヴ・ホルンの使い分けを排して、声部が組み替えられていました。楽器、奏法の使い分けをオリジナル通りに再現できる校訂版としてお薦めします。
■■大きめサイズのお買い得版
ボロディン:だったん人の踊り; 中央アジアの草原にて(大型スコア)
新装版です。なお、「だったん人の踊り」はオイレンブルク版と同様にアンダンティーノの序奏14小節(引き続きオーボエによる有名な主題)で始まり、ベライエフ版にある「だったんの娘たちの踊り」(プレスト、8分の6拍子)を含みません。
★☆アカデミア出版の既刊より☆★
■■E.ハイネマン/B.アウリッヒ著 クヮルテットのたのしみ (改訂増補版)
友人とアンサンブルを楽しむためのガイドブック。アマチュアのバイブルとして、日英独蘭語で読める世界のロングセラーです。
前半は楽器による奏者の性格の違いなど、カルテットを組んでいる人は大いにうなずいてしまう読み物、後半は便利なレパートリーのリストという2部構成になっています。