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おすすめ楽譜・音楽書
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■■「バルトーク全集」からのミクロコスモス演奏譜
「バルトーク全集」からの抜き刷りによるピアノ作品演奏譜。オリジナルでは全6巻ですが、2巻ずつまとめ、ちょうどいい分量の3分冊にしています。広範な手稿譜、作曲者生前の刊本、バルトーク自身の録音などを調査しています。校訂コメントにはペダリング、テンポなど演奏上のコメントともに、バルトークが公開演奏した曲のリストが掲載されており、演奏会に相応しい曲を探す際の参考になるでしょう。
第113番ではバルトークの録音からの採譜を補遺に掲載しています。
第147番、第153番は初期稿も掲載されています。
「ミクロコスモス」全6巻が一冊にまとまりました。作曲者による序文の他に解説、図版、注釈を加えつつも、楽譜自体はすっきりとしたものになっています。「ミクロコスモス」(小宇宙)がスタイリッシュな一冊にまとまった、大人の初心者にお薦めしたい象徴的な一冊です。
■■フランス近代音楽の巨匠、シャルル・ケクランによるピアノ作品
♪ケクラン:夜想曲 op. 33:ピアノ版
当初クロマティック・ハープのために書かれた作品のピアノ版。しばしば「半音階的夜想曲」とも呼ばれる、高度な技巧を要し、かつ情感豊かな作品です。フランスの楽器メーカー、プレイエル社のギュスターヴ・リヨンは、1900年頃に自社が開発したクロマティック・ハープのための作品を、ケクランや、ドビュッシー、ラヴェルといったフランスの作曲家たちに委嘱しました。この楽器は結局普及しませんでしたが、無制限の転調が可能であり、本作品はそれを十二分に反映した半音階的技法が特徴です。
演奏はこちら。
フランス情緒にあふれたピアノ曲集。洗練された和声を、初中級レベルでも美しく表現できるように書かれています。
♪ケクラン:5つのソナチネ op. 59;4つの新しいソナチネ op. 87(ピアノ)
技術的には比較的平易に書かれていますが、シンプルながら詞的で美しい響きをもつピアノ小品集。曲によって、多調、洗練された和声、シチリアーノの美しい旋律など、それぞれの曲が異なる特徴をもち、さまざまな場面で使うことができるでしょう。
■■ホーリク/ケーリング/シュティピヒ:ベートーヴェン変奏曲「歓喜よ、美しい神々の輝きよ」(第9交響曲)(ピアノ)
オーストリアで活躍する作曲家3人のベートーヴェン「歓喜に寄す」(第9交響曲)による変奏曲。このうちリヌス・ケーリングは2000年生まれ。5歳で作曲を始め、多くの受賞歴を持ち、その作品はまだ学生だった頃からすでに内外で演奏されています。
収録曲: Holik, Gedanken zu 'Freude, schoner Gotterfunken'; Kohring, Variation uber Thema von Beethoven; Stippich, 4 Klaviervariationen uber Beethovens Thema 'Frude, schoner Gotterfunken!'
■■ワーグナーをピアノで弾こう!
♪ワーグナー/ランゲ:巡礼の合唱、歌劇「タンホイザー」より(ピアノ)
序曲の冒頭でも使われる有名曲。曲の盛り上がりが伴奏音型を変えながらピアにスティックに表現されています。
♪ワーグナー(リヒャルト):イゾルデの愛の死(「トリスタンとイゾルデ」):V・シムクス編曲
ラトヴィア出身のピアニスト・作曲家、ヴェスタルド・シムクスによる編曲。多彩な変化が見られる創造的な編曲です。不確定なリズムを導入してオーケストラの豊饒な響きと作品が持つ官能性を見事に表現しています。
♪ワーグナー/J・ルービンシュタイン:「ジークフリート」による音の絵、1:ジークフリートと小鳥
ヨーゼフ・ルービンシュタイン(1847-88)によるワーグナー作品のピアノ版。いずれも受注生産品です。復刻された表紙を見ると「指輪」の抜粋はこの他に3点存在していたようですが、発見できたのはこの2点のみです。
♪ワーグナー/J・ルービンシュタイン:「ジークフリート」による音の絵、2:ジークフリートとブリュンヒルデ
★☆アカデミア出版の既刊より☆★
■■アーノンクール:音楽は対話である
17-8世紀の失われた響きを現代に蘇らせたアーノンクールの著作。第1部では当時の記録や楽譜の研究、何よりも豊富な演奏活動を通して演奏習慣を解明、第2部ではバッハ、モーツァルト、モンテヴェルディの作品への熱い想いが綴られます。