メルマガ 2026/7/23号

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 おすすめ楽譜・音楽書

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■■豪華ファクシミリをお買い得価格で
ブラームス:新・愛の歌 op. 65(自筆譜ファクシミリ)

スイスのUBS銀行からチューリッヒ中央図書館に無期限で貸与されている自筆譜「新・愛の歌」の高品質ファクシミリ版です。ファクシミリの他に、シンポジウム「'新・愛の歌'とそのコンテクスト」の記録集、そしてCDがセットとしてケースに収められています。


■■ビゼー:6つの歌曲(初版譜ファクシミリ)

ヴィクトル・ユーゴ―やアルフォンス・ド・ラマルティーヌらの詩に曲がつけられており、美しい旋律と繊細なピアノ伴奏が特徴です。1868年にパリで出版されました。
収録曲:狂人の歌 La chanson du fou; てんとう虫 La coccinelle; 私の命には秘密がある Ma vie a son secret; 愛する人の夢 Reve de la bien-aimee; パストラールPastorale; 子守歌 Berceuse


■■タールベルク:12の練習曲 op. 26、第2部(手稿譜・初版譜ファクシミリ)

「12の練習曲」はタールベルクの唯一の練習曲集で、第1部は1837年、この第2部は1838年にパリで出版されました。19世紀のヴィルトゥオーゾを特徴づける、「3本の手の効果」や急速なアルペジオ技法の宝庫です。水面のさざ波を思わせるきらめくような繊細な第8番「オンディーヌ」、速く連続した指の動きが試される第9番「糸車」など、タールベルクの代名詞「歌唱様式」を習得するための高度な練習曲となっています。


■■アルビノーニ:教会ソナタ op. 4(初版譜ファクシミリ)

1708年にアムステルダムのエティエンヌ・ロジェから出版された、ヴァイオリンと通奏低音のための6曲のソナタ。緩-急-緩-急の4楽章からなる伝統的な教会ソナタの様式によっており、アルビノーニの美しい旋律とバロック期の対位法との調和が見事な作品です。


■■ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 op. 18(演奏譜)

デル・マー校訂による極めて信頼性の高い演奏譜。初版パート譜に加え、1980年代に発見されたベートーヴェン自身の手による修正が書き込まれたパート譜(手稿)に基づいています。スラ―や強弱記号に関する多くのあいまいな点が整理され、内声部にあった多くの誤りも訂正されています。また演奏しやすいよう考えられたレイアウトも特長でしょう。


■■バッハ:音楽の捧げ物 BWV 1079(オーケストラ)

ボローニャに完全なセットで残されている初版譜(1747)の曲順を現代譜で初めて再現されています。初版が3つの分冊/束に分かれていることから、ソナタは4楽章の教会ソナタではなく無限カノンを含む5楽章、としています。カノンの解読はベーレンライター版とほとんど同様ですが、4声のカノンでは冒頭声部が低音に置かれています。表題紙にある編成を想定したエディションで、音部記号はト音記号、アルト記号、ヘ音記号が用いられています。パート譜セットにオルガン・パート譜が含まれており、指揮者なしならこのセットだけでも演奏可能です。


■■バッハ:フーガの技法 BWV 1080(オーケストラ)

バッハの対位法作品を長年にわたって研究してきたハンス=エバーハルト・デントラーが「音楽の捧げもの」に続いて「フーガの技法」の演奏版を刊行しました。オリジナル通りの調、音域で各声部が明確に、バランスよく響く組み合わせが示されています。


■■ベリオ(ルチアーノ):アルテルナティム (1997)(スコア)

1997年に書かれた、クラリネット、ヴィオラ、オーケストラのための協奏的作品で、ベリオ晩年の傑作の一つです。タイトルはルネサンス期の教会音楽のアルテルナティム唱法(オルガンと合唱、単声と多声が交替)に由来します。オーケストラのうち5人の弦楽器奏者にスコルダトゥーラを施すことで新しいアルペジオやハーモニクスを生み出したり、超低速の弓遣いを用いることで独特の擦過音を生み出すたりしています。


★☆アカデミア出版の既刊より☆★ 
■■現代音楽を知るために最適な好著
スミス-ブリンドル:新しい音楽――1945年以降の前衛(吉崎 清富 訳)

1945年以降の極めて変化の大きい音楽の流れを、誰にでもよく理解できるように書かれた概論です。作曲家である著者が、前衛派の発展史に足跡を残した作品や作曲家の特徴を、豊富な譜例を用いて説明しています。巻末に新しい記譜法記号のリスト付き。