一押し その1 |
ヴェルディ:弦楽四重奏曲 ホ短調 |
このヴェルディ唯一の室内楽曲は1873年初頭、オペラ・リハーサルの延期で生じた数週間の休暇に書かれた作品です。古典的な様式に則りつつも、オペラ作曲家ならではの旋律美と濃密な表現が感じられます。このエディションは作曲者が校正に関わったイタリア初版スコアを底本とし、自筆譜やフランス初版などを2次資料とした校訂版です。
小型スコアには、やや小ぶりな第1稿が補遺として収録されています。とりわけ臨時記号が多い作品だけに、見やすいスタディ・スコアの登場は歓迎されるでしょう。
小型スコアには、やや小ぶりな第1稿が補遺として収録されています。とりわけ臨時記号が多い作品だけに、見やすいスタディ・スコアの登場は歓迎されるでしょう。
一押し商品の試聴もできます!7/31(水)まで!
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※試聴方法:リンク先(NMLサイト内)の「選択曲を試聴」ボタンをクリックするか、NMLサイトにログインするとご試聴いただけます。
一押し その2 |
バッハからガーシュウィンまで:ヘンレ社創業75周年記念ピアノ名曲集 |
ラヴェルはもちろん、ラフマニノフ、バルトーク、ガーシュウィンと次々にレパートリーを広げてきたヘンレ版の現在、そしてピアノ音楽史をもたどることが出来るお薦めの曲集。ジムノペディからラフマニノフ、初級から中級まで難易度はさまざまですが、いずれもプロのレパートリーとしてもお薦めできる名曲が並んでいます。「亡き王女のためのパヴァーヌ」のヘンレ版1冊よりも安い価格で17曲入った大変お得な曲集です!
特にお薦めは、スカルラッティのソナタ ロ短調。リリー・クラウス、ホロヴィッツ、ポゴレリッチなど多くのピアニストに愛されてきた味わい深い名品。見事な四声部書法が一貫して貫かれており、楽譜を眺めるだけでも興味深い一曲です。「亡き王女のためのパヴァーヌ」でネット検索しようとすると、予測変換の上位に「難易度」が出てくるように、「大人のクラシック・ファンが弾いてみたいピアノ曲」といったアンケートがあれば、この曲がおそらく上位に上がるのではないでしょうか。それほどやさしい曲ではありませんが、運指が付いたヘンレ版でじっくりと取り組めば、本格的なピアノ学習者でなくても弾けるようになるかも?浅田真央さんが使用したラフマニノフの「鐘」(前奏曲 op. 3/2)も入っています。
お聴きいただくのは、超有名曲をなるべく省いて厳選した9作品のプレイリストです。
特にお薦めは、スカルラッティのソナタ ロ短調。リリー・クラウス、ホロヴィッツ、ポゴレリッチなど多くのピアニストに愛されてきた味わい深い名品。見事な四声部書法が一貫して貫かれており、楽譜を眺めるだけでも興味深い一曲です。「亡き王女のためのパヴァーヌ」でネット検索しようとすると、予測変換の上位に「難易度」が出てくるように、「大人のクラシック・ファンが弾いてみたいピアノ曲」といったアンケートがあれば、この曲がおそらく上位に上がるのではないでしょうか。それほどやさしい曲ではありませんが、運指が付いたヘンレ版でじっくりと取り組めば、本格的なピアノ学習者でなくても弾けるようになるかも?浅田真央さんが使用したラフマニノフの「鐘」(前奏曲 op. 3/2)も入っています。
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