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★おすすめのヘンレ新刊より★
今なら初回入荷特価の在庫がございます。お求めはお早めに!
■■ピアノ・ソロは初の現代譜!
バッハ/グノー:瞑想(アヴェ・マリア):ピアノ・ソロのための
https://www.academia-music.com/products/detail/182191
バッハの「平均律」第1巻第1番前奏曲にオブリガート声部を加えた超名曲の初期形態、ピアノ・ソロ版 (1853) です。調はバッハ作品と同じハ長調。オブリガート声部は2度目にはオクターブ上を重ね、華やかに高揚していきます。リピートを用いたやさしいヴァージョン(ショット、EMBなど)に圧されて忘れられていた技巧的で味わい深いヴァージョンが、フランス国立図書館所蔵の初版譜に基づいて甦りました。運指、手の配分が記されていますので、腕に覚えがある方にはぜひヘンレ版をお薦めします。詳細ページにリンクを貼ってある2点の音源は、このヴァージョンです。
■■バッハ/グノー:アヴェ・マリア:高声用(原調)
https://www.academia-music.com/products/detail/182194
誰でも知っている超名曲に、フランス国立図書館所蔵の初版譜を調査したヘンレ版が登場しました。グノーの歌曲としては原調であるト長調の高声用です。先行するグノー自身によるピアノ・ソロ版、「瞑想」[755719] も発売されましたので、比較する、あるいはコンサートで並べて演奏するのも面白いでしょう。
■■新ブラームス全集に基づくピース楽譜
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 op. 108
https://www.academia-music.com/products/detail/181830
ブラームス晩年特有の枯れた味わいと流麗な旋律を兼ね備えた名曲に、ヘンレ版ピース楽譜が登場しました。新ブラームス全集 II/8 に基づくヴァイオリン・ソナタ全曲演奏譜 [754113] からの抜き刷りです。解説、校訂報告はこの作品に関する部分を編集して掲載しています。もちろんパート譜も全曲版同様に、運指ありと運指なしの2部が含まれています。
■■バッハ:チェンバロ協奏曲第3番ニ長調 BWV 1054(スコア)
https://www.academia-music.com/products/detail/181816
ヴァイオリン協奏曲 BWV 1042 の作曲者による編曲。チェンバロの右手はヴァイオリン・ソロ、左手は通奏低音を基本としていますが、左手には随所で独自の声部が導入されており、作曲技法の点で大いに興味がそそられるでしょう。自筆スコア、作曲者周辺に属するソロ・パート、ヴァイオリン協奏曲の筆写スコアを検討した最新の校訂版です。これまで単独の小型スコアがなかっただけに、うれしい新刊と言えるでしょう。
■■ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲変ホ長調 op. 87, B 162
https://www.academia-music.com/products/detail/182197
素朴さの中にも風格が感じられる第1楽章、夢見るような第2楽章、気品とエキゾチシズムを兼ね備えた第3楽章、短調と長調が交錯するダイナミックな終楽章、と民族色と手堅い作曲技法が両立したドヴォルザーク後期の名作。1889年、第8交響曲の直前に書かれ、こちらは交響曲とは異なり、円満にジムロック社から出版されました。初版譜を底本とし、自筆スコアを2次資料とするのはチェコ版全集と同様ですが、ヘンレ版はさらに未詳の筆記者による彫版用見本を2次資料に加え、自筆草稿も参照しています。ピアノに運指が付いていることも大きな特徴です。
■■初めての本格的な校訂版!
ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗の舞曲:ハープと弦楽オーケストラのための(スコア)
https://www.academia-music.com/products/detail/181817
ドビュッシーの生前に最もよく演奏された作品であるとともに、ハープの重要なレパートリーである名曲に、初めての本格的な校訂版が登場しました。ドビュッシーはしばしば彫版師の誤りを見過ごしているので、訂正の入った再版スコアを参照した校訂版の意義は大きいでしょう。
この他にも数多くの新刊が入荷しております。ぜひご覧ください。
★店舗臨時休業のお知らせ★
1月23日(月)は臨時休業いたします。ご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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■■ジャン・コクトーが絶賛したバレエ・リュス旗揚げ公演の演目からの組曲
チェレプニン(ニコライ):バレエ音楽「アルミードの館」より管弦楽組曲
https://www.academia-music.com/products/detail/181189
「アルミードの館」は1907年、マリインスキー劇場で初演された、ニコライ・チェレプニンのバレエ第1作。バレエ・リュスのパリでの最初のシーズンとしても知られています。原出版社では全アイテム貸譜ですので、管弦楽組曲とはいえ、貴重な楽譜と言えるでしょう。
「バレエ・リュス」で使用された全楽曲は、アカデミア・ニュース No. 408に掲載されています。
収録曲:L'introduction et Scene premier; Courantes. Danse des heures; La scene d'animation du gobelin; Grande Valse noble; 'La plainte d'Armide'; Danse des gamins; Bacchus et les bacchantes. Bacchanale; Entree de magiciens et danse des ombres; Danse de bouffons
■■日本初演(N響)が予定されているカゼッラ作品
カゼッラ:歌劇「蛇女」からの交響的断章(第1組曲;第2組曲)
https://www.academia-music.com/products/detail/182249
カゼッラのオペラ第1作からの管弦楽曲。オペラ自体はほぼ忘れ去られたようですが、ダイナミックで、ホルンのグリッサンドなど多彩な管弦楽法が見られる交響的断章(組曲)は近年、複数のCDがリリースされており、今年は日本初演(NHK交響楽団)が予定されています。リコルディでは貸譜のスコアが、リプリント版で登場しました。
収録曲:Prima Serie op. 50bis: Musica del sogno di re Altidor, Atto 1; Interludio, Atto 2; Marcia guerriera, Atto 3; Seconda Serie op. 50ter: Sinfonia, Atto 1; Preludio, Atto 2; Battaglia e Finale, Atto 3
■■音色の対比が美しい四重奏ソナタ
ファッシュ:ソナタ ニ長調、フルート、ヴァイオリン、ファゴット、通奏低音のための
https://www.academia-music.com/products/detail/182340
音色の対比が見事な四重奏ソナタ。特に、ファゴット(通奏低音とは別の声部)の活躍が特徴的でしょう。1740年頃に書かれた教会ソナタです。
■■2点とも初出版! フィンガーのガンバ作品
南ドイツ、ズュンヒング城館所蔵の手稿譜に基づく「ズュンヒング手稿譜」シリーズの2点。ガンバの名手、ゴットフリート・フィンガーの初出版作品です。
♪フィンガー:ソナタ3、2つのガンバと通奏低音のための D-SUN Ms 12, no. 3
https://www.academia-music.com/products/detail/182263
♪フィンガー:ソナタ・アウグスティニアーナ
https://www.academia-music.com/products/detail/182310
■■「テイク・ファイブ」からアンダーソンまで有名曲揃いの連弾曲集
デュエット・ショーストッパーズ:アンダーソン、ジョプリン他による7曲
https://www.academia-music.com/products/detail/182333
ラグタイム、ライトクラシック、ジャズの誰でも知っていそうな名曲を、中級程度の連弾編曲でまとめた優れモノの曲集です。
収録曲:Anderson, Bugler's Holiday ラッパ吹きの休日; idem, The Syncopated Clock シンコペーテッド・クロック; idem, The Typewriter タイプライター; Confrey, Dizzy Fingers ディジー・フィンガーズ; Joplin, The Entertainer ジ・エンターテイナー; Arndt, Nola ノラ; Desmond, Take Five テイク・ファイブ
■■在庫あります! 受注生産品になった新モーツァルト全集版小型スコア
モーツァルト:交響曲第32番ト長調 KV 318(序曲)
https://www.academia-music.com/products/detail/120306
第1楽章が展開部の終わりで打ち切られ、緩徐楽章、終楽章が切れ目なく続く、序曲形式の交響曲。オペラとは関係がない楽曲ですが、物語の冒頭のように聴衆をわくわくとさせる快活さと輝きに満ちた名品です。ホルン4本を含むモーツァルトの交響曲としてはほぼ最大規模のオーケストラが繰り出す多彩な響きが、9分の小曲とは思えないような広がりを感じさせます。この新モーツァルト全集に基づく小型スコアは(厚い表紙がない)受注生産品に切り替わりましたが、弊社では在庫をご用意いたしました。
この他にも数多くの新刊が入荷しております。ぜひご覧ください。
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■■初出版! ヴュータンの「ラコッツィ」
ヴュータン:ラコッツィ行進曲
ヴュータンによるヴァイオリンと管弦楽のための「ラコッツィ行進曲」。冒頭のイ短調の部分では単音を中心にあまり装飾を伴わない形で主旋律を演奏しますが、イ長調に転調した後はダブルストップを伴い、徐々に技巧的になっていき、オーケストラもそれに呼応して激しく、技巧的に応答します。ベルギー王立図書館所蔵の自筆譜に基づいたこの校訂版が初版です。管弦楽パート譜はレンタルです。
♪スコア
https://www.academia-music.com/products/detail/182259
♪ヴァイオリン、ピアノ
https://www.academia-music.com/products/detail/182262
■■カゼッラの華麗な管弦楽曲がリプリント版で登場!
カゼッラ:歌劇「蛇女」からの交響的断章(第1組曲;第2組曲)(スコア)
https://www.academia-music.com/products/detail/182249
カゼッラの最初のオペラ「蛇女」からの「交響的断章」、いわゆる組曲です。オペラ自体はほぼ忘れ去られたようですが、ダイナミックで、ホルンのグリッサンドなど多彩な管弦楽法が見られる組曲は近年、複数のCDがリリースされており、NMLでお聴きいただけます。リコルディ社ではレンタルのスコアが、リプリント版で登場しました。
収録曲:Prima Serie op. 50bis: Musica del sogno di re Altidor, Atto 1; Interludio, Atto 2; Marcia guerriera, Atto 3; Seconda Serie op. 50ter: Sinfonia, Atto 1; Preludio, Atto 2; Battaglia e Finale, Atto 3
★おすすめのオーケストラ・スコア
ビストレム:ベートーヴェン交響曲第1番への道
https://www.academia-music.com/products/detail/182258
スウェーデンの女性作曲家ブリッタ・ビストレムが2015年から手掛けている連作 'Walk' の近作。ハ音上の属7和音という特徴的な和音を踏襲しつつも独自の楽想と現代的な響きで始まり、様式や技法を超えてベートーヴェンへの導入にふさわしい音楽が探求されており、ベートーヴェンと現代が地続きであることを作品で証明する試みといえるでしょう。なお、この連作では「ベートーヴェンへの道」[756660]、「モーツァルトへの道」[756661]、「シューベルト第5交響曲への道」[756663]、「チャイコフスキーへの道」[756664] などが発売されています。
■■ブルンス:ファゴット・ソナタ第3番 op. 86
https://www.academia-music.com/products/detail/182266
戦争と東西対立に翻弄され、後半生をほぼ東ドイツでファゴット奏者として活躍した音楽家、ヴィクトル・ブルンス(1904-96)。その本領は作曲家だったかもしれないのですが、かつては東西に分断された出版社(ホフマイスター、ブライトコップ)を通して細々と伝わってくるのみでした。近年、アコラーデ社が彼の作品を次々と発掘しています。その中でも特に目様しい名曲がファゴット・ソナタ。この第3番は1990年にマティアス・バイヤーが初演した最晩年の作品です。
■■トリアーニ:奇想曲「希望」op. 5、オーボエ、ファゴット、ピアノのための
https://www.academia-music.com/products/detail/182257
生前には「ファゴットの王」と賞賛され、ヴェルディの「レクィエム」や数々のオペラで彼を想定したソロが書かれた、19世紀イタリアを代表するファゴットの名手、アントニオ・トリアーニ。長らく絶版になっていた彼の作品が近年、見出されて出版、録音が相次いでいます。その中でも特に脚光を浴びているのが、高音楽器、ファゴット、ピアノの三重奏のための作品です。
★こちらもおすすめ
キルシュ:木管三重奏曲 op. 34(オーボエ、クラリネット、ファゴット)
https://www.academia-music.com/products/detail/182256
■■伴奏譜は初出版!
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲ハ長調 RV 479
https://www.academia-music.com/products/detail/182267
ダニエル・スミスやヴェルニッツィの録音があるものの、楽譜はスコアとソロ譜(高価な曲集)しかなかった作品に、ソロ・パート付き伴奏譜が登場しました。ピアノで弾いてもソロを邪魔しない、薄くて弾きやすい伴奏譜です。対応するスコア、オーケストラ・パート譜も発売されました。
■■まだまだ楽譜が少ない後期バロックの名曲がリコーダー編曲で登場
ダッラーバコ:協奏曲 op. 5/6(リコーダー・アンサンブル)
https://www.academia-music.com/products/detail/182270
イタリア生まれで、主にバイエル宮廷で活躍した後期バロックの作曲家、エヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコ(1675-1742)のコンチェルト・グロッソ。繊細な陰影の中にもイタリア的な快活さが感じられる名品です。原曲はニ長調ですが、特に活躍する2本のアルト・リコーダーの音域に合わせてヘ長調としています。上級向けの本格的なレパートリーと言えるでしょう。
★ハインリヒスホーフェン社のリコーダー楽譜(既刊より)
♪ペープシュ:6つのリコーダー・ソナタ、第1集:ハ長調;ニ短調;ヘ長調
https://www.academia-music.com/products/detail/182268
♪ペープシュ:6つのリコーダー・ソナタ、第2集:ニ短調;ニ短調;ヘ長調
https://www.academia-music.com/products/detail/182269
♪ペープシュ:トリオ・ソナタ ヘ長調
https://www.academia-music.com/products/detail/182272
■■ファクシミリ付き! ガンバ名曲のチェロ編曲
テレマン:12の幻想曲、ヴィオラ・ダ・ガンバ独奏のための:チェロ編曲
https://www.academia-music.com/products/detail/182253
クリストフ・ハビヒトによるガンバ名曲のチェロ編曲。別冊として原曲手稿譜のファクシミリ版が付いています。
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https://www.academia-music.com/
★☆佐伯茂樹「名曲の真相~管楽器で読み解く音楽の素顔」☆★
https://www.academia-music.com/products/detail/127689
スコアに仕組まれた楽器用法を探ることで、聞きなれた名曲の知られざる姿が見えてくる!
★☆アカデミアだけ!ベーレンライター原典版「解説の日本語訳付き」☆★
https://www.academia-music.com/user_data/baren_jp
※ベーレンライター社の値上げにより、在庫がなくなり次第、価格を改訂する予定です。お求めはお早めに!
♪バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻
https://www.academia-music.com/products/detail/159893
♪ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲(3巻セット)
https://www.academia-music.com/products/detail/166566
♪ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第13番、第14番「月光」(限定特価版)
https://www.academia-music.com/products/detail/165026
♪ムソルグスキー:展覧会の絵(ピアノ)
https://www.academia-music.com/products/detail/157663
★☆通奏低音が自分でできる!☆★
「通奏低音の練習」(上尾直毅 著)大好評発売中!
https://www.academia-music.com/user_data/bassocontinuo_practice
オランダでレオンハルトらに師事し研鑽を積んだ著者による、まさに通奏低音の決定版といえる教材!
わかりやすい解説と豊富な課題や実作品を収録した、バロック音楽を演奏するすべての方にお薦めできる本です。
2023/1/26号 |
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■■ピアノ・ソロは初の現代譜!
バッハ/グノー:瞑想(アヴェ・マリア):ピアノ・ソロのための
https://www.academia-music.com/products/detail/182191
バッハの「平均律」第1巻第1番前奏曲にオブリガート声部を加えた超名曲の初期形態、ピアノ・ソロ版 (1853) です。調はバッハ作品と同じハ長調。オブリガート声部は2度目にはオクターブ上を重ね、華やかに高揚していきます。リピートを用いたやさしいヴァージョン(ショット、EMBなど)に圧されて忘れられていた技巧的で味わい深いヴァージョンが、フランス国立図書館所蔵の初版譜に基づいて甦りました。運指、手の配分が記されていますので、腕に覚えがある方にはぜひヘンレ版をお薦めします。詳細ページにリンクを貼ってある2点の音源は、このヴァージョンです。
■■バッハ/グノー:アヴェ・マリア:高声用(原調)
https://www.academia-music.com/products/detail/182194
誰でも知っている超名曲に、フランス国立図書館所蔵の初版譜を調査したヘンレ版が登場しました。グノーの歌曲としては原調であるト長調の高声用です。先行するグノー自身によるピアノ・ソロ版、「瞑想」[755719] も発売されましたので、比較する、あるいはコンサートで並べて演奏するのも面白いでしょう。
■■新ブラームス全集に基づくピース楽譜
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 op. 108
https://www.academia-music.com/products/detail/181830
ブラームス晩年特有の枯れた味わいと流麗な旋律を兼ね備えた名曲に、ヘンレ版ピース楽譜が登場しました。新ブラームス全集 II/8 に基づくヴァイオリン・ソナタ全曲演奏譜 [754113] からの抜き刷りです。解説、校訂報告はこの作品に関する部分を編集して掲載しています。もちろんパート譜も全曲版同様に、運指ありと運指なしの2部が含まれています。
■■バッハ:チェンバロ協奏曲第3番ニ長調 BWV 1054(スコア)
https://www.academia-music.com/products/detail/181816
ヴァイオリン協奏曲 BWV 1042 の作曲者による編曲。チェンバロの右手はヴァイオリン・ソロ、左手は通奏低音を基本としていますが、左手には随所で独自の声部が導入されており、作曲技法の点で大いに興味がそそられるでしょう。自筆スコア、作曲者周辺に属するソロ・パート、ヴァイオリン協奏曲の筆写スコアを検討した最新の校訂版です。これまで単独の小型スコアがなかっただけに、うれしい新刊と言えるでしょう。
■■ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲変ホ長調 op. 87, B 162
https://www.academia-music.com/products/detail/182197
素朴さの中にも風格が感じられる第1楽章、夢見るような第2楽章、気品とエキゾチシズムを兼ね備えた第3楽章、短調と長調が交錯するダイナミックな終楽章、と民族色と手堅い作曲技法が両立したドヴォルザーク後期の名作。1889年、第8交響曲の直前に書かれ、こちらは交響曲とは異なり、円満にジムロック社から出版されました。初版譜を底本とし、自筆スコアを2次資料とするのはチェコ版全集と同様ですが、ヘンレ版はさらに未詳の筆記者による彫版用見本を2次資料に加え、自筆草稿も参照しています。ピアノに運指が付いていることも大きな特徴です。
■■初めての本格的な校訂版!
ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗の舞曲:ハープと弦楽オーケストラのための(スコア)
https://www.academia-music.com/products/detail/181817
ドビュッシーの生前に最もよく演奏された作品であるとともに、ハープの重要なレパートリーである名曲に、初めての本格的な校訂版が登場しました。ドビュッシーはしばしば彫版師の誤りを見過ごしているので、訂正の入った再版スコアを参照した校訂版の意義は大きいでしょう。
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2023/1/19号 |
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■■ジャン・コクトーが絶賛したバレエ・リュス旗揚げ公演の演目からの組曲
チェレプニン(ニコライ):バレエ音楽「アルミードの館」より管弦楽組曲
https://www.academia-music.com/products/detail/181189
「アルミードの館」は1907年、マリインスキー劇場で初演された、ニコライ・チェレプニンのバレエ第1作。バレエ・リュスのパリでの最初のシーズンとしても知られています。原出版社では全アイテム貸譜ですので、管弦楽組曲とはいえ、貴重な楽譜と言えるでしょう。
「バレエ・リュス」で使用された全楽曲は、アカデミア・ニュース No. 408に掲載されています。
収録曲:L'introduction et Scene premier; Courantes. Danse des heures; La scene d'animation du gobelin; Grande Valse noble; 'La plainte d'Armide'; Danse des gamins; Bacchus et les bacchantes. Bacchanale; Entree de magiciens et danse des ombres; Danse de bouffons
■■日本初演(N響)が予定されているカゼッラ作品
カゼッラ:歌劇「蛇女」からの交響的断章(第1組曲;第2組曲)
https://www.academia-music.com/products/detail/182249
カゼッラのオペラ第1作からの管弦楽曲。オペラ自体はほぼ忘れ去られたようですが、ダイナミックで、ホルンのグリッサンドなど多彩な管弦楽法が見られる交響的断章(組曲)は近年、複数のCDがリリースされており、今年は日本初演(NHK交響楽団)が予定されています。リコルディでは貸譜のスコアが、リプリント版で登場しました。
収録曲:Prima Serie op. 50bis: Musica del sogno di re Altidor, Atto 1; Interludio, Atto 2; Marcia guerriera, Atto 3; Seconda Serie op. 50ter: Sinfonia, Atto 1; Preludio, Atto 2; Battaglia e Finale, Atto 3
■■音色の対比が美しい四重奏ソナタ
ファッシュ:ソナタ ニ長調、フルート、ヴァイオリン、ファゴット、通奏低音のための
https://www.academia-music.com/products/detail/182340
音色の対比が見事な四重奏ソナタ。特に、ファゴット(通奏低音とは別の声部)の活躍が特徴的でしょう。1740年頃に書かれた教会ソナタです。
■■2点とも初出版! フィンガーのガンバ作品
南ドイツ、ズュンヒング城館所蔵の手稿譜に基づく「ズュンヒング手稿譜」シリーズの2点。ガンバの名手、ゴットフリート・フィンガーの初出版作品です。
♪フィンガー:ソナタ3、2つのガンバと通奏低音のための D-SUN Ms 12, no. 3
https://www.academia-music.com/products/detail/182263
♪フィンガー:ソナタ・アウグスティニアーナ
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■■「テイク・ファイブ」からアンダーソンまで有名曲揃いの連弾曲集
デュエット・ショーストッパーズ:アンダーソン、ジョプリン他による7曲
https://www.academia-music.com/products/detail/182333
ラグタイム、ライトクラシック、ジャズの誰でも知っていそうな名曲を、中級程度の連弾編曲でまとめた優れモノの曲集です。
収録曲:Anderson, Bugler's Holiday ラッパ吹きの休日; idem, The Syncopated Clock シンコペーテッド・クロック; idem, The Typewriter タイプライター; Confrey, Dizzy Fingers ディジー・フィンガーズ; Joplin, The Entertainer ジ・エンターテイナー; Arndt, Nola ノラ; Desmond, Take Five テイク・ファイブ
■■在庫あります! 受注生産品になった新モーツァルト全集版小型スコア
モーツァルト:交響曲第32番ト長調 KV 318(序曲)
https://www.academia-music.com/products/detail/120306
第1楽章が展開部の終わりで打ち切られ、緩徐楽章、終楽章が切れ目なく続く、序曲形式の交響曲。オペラとは関係がない楽曲ですが、物語の冒頭のように聴衆をわくわくとさせる快活さと輝きに満ちた名品です。ホルン4本を含むモーツァルトの交響曲としてはほぼ最大規模のオーケストラが繰り出す多彩な響きが、9分の小曲とは思えないような広がりを感じさせます。この新モーツァルト全集に基づく小型スコアは(厚い表紙がない)受注生産品に切り替わりましたが、弊社では在庫をご用意いたしました。
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2023/1/12号 |
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■■初出版! ヴュータンの「ラコッツィ」
ヴュータン:ラコッツィ行進曲
ヴュータンによるヴァイオリンと管弦楽のための「ラコッツィ行進曲」。冒頭のイ短調の部分では単音を中心にあまり装飾を伴わない形で主旋律を演奏しますが、イ長調に転調した後はダブルストップを伴い、徐々に技巧的になっていき、オーケストラもそれに呼応して激しく、技巧的に応答します。ベルギー王立図書館所蔵の自筆譜に基づいたこの校訂版が初版です。管弦楽パート譜はレンタルです。
♪スコア
https://www.academia-music.com/products/detail/182259
♪ヴァイオリン、ピアノ
https://www.academia-music.com/products/detail/182262
■■カゼッラの華麗な管弦楽曲がリプリント版で登場!
カゼッラ:歌劇「蛇女」からの交響的断章(第1組曲;第2組曲)(スコア)
https://www.academia-music.com/products/detail/182249
カゼッラの最初のオペラ「蛇女」からの「交響的断章」、いわゆる組曲です。オペラ自体はほぼ忘れ去られたようですが、ダイナミックで、ホルンのグリッサンドなど多彩な管弦楽法が見られる組曲は近年、複数のCDがリリースされており、NMLでお聴きいただけます。リコルディ社ではレンタルのスコアが、リプリント版で登場しました。
収録曲:Prima Serie op. 50bis: Musica del sogno di re Altidor, Atto 1; Interludio, Atto 2; Marcia guerriera, Atto 3; Seconda Serie op. 50ter: Sinfonia, Atto 1; Preludio, Atto 2; Battaglia e Finale, Atto 3
★おすすめのオーケストラ・スコア
ビストレム:ベートーヴェン交響曲第1番への道
https://www.academia-music.com/products/detail/182258
スウェーデンの女性作曲家ブリッタ・ビストレムが2015年から手掛けている連作 'Walk' の近作。ハ音上の属7和音という特徴的な和音を踏襲しつつも独自の楽想と現代的な響きで始まり、様式や技法を超えてベートーヴェンへの導入にふさわしい音楽が探求されており、ベートーヴェンと現代が地続きであることを作品で証明する試みといえるでしょう。なお、この連作では「ベートーヴェンへの道」[756660]、「モーツァルトへの道」[756661]、「シューベルト第5交響曲への道」[756663]、「チャイコフスキーへの道」[756664] などが発売されています。
■■ブルンス:ファゴット・ソナタ第3番 op. 86
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戦争と東西対立に翻弄され、後半生をほぼ東ドイツでファゴット奏者として活躍した音楽家、ヴィクトル・ブルンス(1904-96)。その本領は作曲家だったかもしれないのですが、かつては東西に分断された出版社(ホフマイスター、ブライトコップ)を通して細々と伝わってくるのみでした。近年、アコラーデ社が彼の作品を次々と発掘しています。その中でも特に目様しい名曲がファゴット・ソナタ。この第3番は1990年にマティアス・バイヤーが初演した最晩年の作品です。
■■トリアーニ:奇想曲「希望」op. 5、オーボエ、ファゴット、ピアノのための
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生前には「ファゴットの王」と賞賛され、ヴェルディの「レクィエム」や数々のオペラで彼を想定したソロが書かれた、19世紀イタリアを代表するファゴットの名手、アントニオ・トリアーニ。長らく絶版になっていた彼の作品が近年、見出されて出版、録音が相次いでいます。その中でも特に脚光を浴びているのが、高音楽器、ファゴット、ピアノの三重奏のための作品です。
★こちらもおすすめ
キルシュ:木管三重奏曲 op. 34(オーボエ、クラリネット、ファゴット)
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■■伴奏譜は初出版!
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲ハ長調 RV 479
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ダニエル・スミスやヴェルニッツィの録音があるものの、楽譜はスコアとソロ譜(高価な曲集)しかなかった作品に、ソロ・パート付き伴奏譜が登場しました。ピアノで弾いてもソロを邪魔しない、薄くて弾きやすい伴奏譜です。対応するスコア、オーケストラ・パート譜も発売されました。
■■まだまだ楽譜が少ない後期バロックの名曲がリコーダー編曲で登場
ダッラーバコ:協奏曲 op. 5/6(リコーダー・アンサンブル)
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イタリア生まれで、主にバイエル宮廷で活躍した後期バロックの作曲家、エヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコ(1675-1742)のコンチェルト・グロッソ。繊細な陰影の中にもイタリア的な快活さが感じられる名品です。原曲はニ長調ですが、特に活躍する2本のアルト・リコーダーの音域に合わせてヘ長調としています。上級向けの本格的なレパートリーと言えるでしょう。
★ハインリヒスホーフェン社のリコーダー楽譜(既刊より)
♪ペープシュ:6つのリコーダー・ソナタ、第1集:ハ長調;ニ短調;ヘ長調
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♪ペープシュ:6つのリコーダー・ソナタ、第2集:ニ短調;ニ短調;ヘ長調
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♪ペープシュ:トリオ・ソナタ ヘ長調
https://www.academia-music.com/products/detail/182272
■■ファクシミリ付き! ガンバ名曲のチェロ編曲
テレマン:12の幻想曲、ヴィオラ・ダ・ガンバ独奏のための:チェロ編曲
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クリストフ・ハビヒトによるガンバ名曲のチェロ編曲。別冊として原曲手稿譜のファクシミリ版が付いています。
この他にも数多くの新刊が入荷しております。ぜひご覧ください。
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★☆佐伯茂樹「名曲の真相~管楽器で読み解く音楽の素顔」☆★
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スコアに仕組まれた楽器用法を探ることで、聞きなれた名曲の知られざる姿が見えてくる!
★☆アカデミアだけ!ベーレンライター原典版「解説の日本語訳付き」☆★
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※ベーレンライター社の値上げにより、在庫がなくなり次第、価格を改訂する予定です。お求めはお早めに!
♪バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻
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♪ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲(3巻セット)
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♪ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第13番、第14番「月光」(限定特価版)
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♪ムソルグスキー:展覧会の絵(ピアノ)
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★☆通奏低音が自分でできる!☆★
「通奏低音の練習」(上尾直毅 著)大好評発売中!
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オランダでレオンハルトらに師事し研鑽を積んだ著者による、まさに通奏低音の決定版といえる教材!
わかりやすい解説と豊富な課題や実作品を収録した、バロック音楽を演奏するすべての方にお薦めできる本です。