独奏楽器としてのヴィオラの地位を確立した名手の一人、ライオネル・ターティス(1876-1975)。彼はホルスト、ヴォ―ン・ウィリアムズ、ウォルトンをはじめとする同時代の作曲家から作品を提供されるとともに、自らさまざまな曲をヴィオラ用に編曲しました。アイアランドのヴァイオリン・ソナタ第2番もその一つで、ターティス夫人や門下生が所有していた手稿譜に基づき、ジョン・ホワイトの校訂により初めて出版されました。多彩な表情を持つ、叙情的な作品です。NMLで原曲をお聴きいただけます。
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