ルクレールの次の世代に当たる、18世紀後半のフランスを代表するヴァイオリニスト、ピエール・ガヴィニエス(1728-1800)の作品です。晩年の「24の練習曲」(原題は'Vingt-quatre matinees')で知られているガヴィニエスですが、1760年代には精力的に作品を出版しています。ここにご紹介する作品1は通奏低音付きのバロック風のソナタですが、第3番、第6番の終楽章には変奏曲が置かれています。特に後者は全体を通して技巧的な作品になっています。
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