1908年頃の未完作品の補筆完成版。冒頭19ページは楽器法も記された明確なヴォーカル・スコアで、以降はまばらな記譜が続いて、中断しています。冒頭には「清書」と書かれていますので、明確な構想があったようですが、次第に楽想が広がって、スケッチへと変容したのでしょうか。あるいは、音楽家としての転機となった「海の交響曲」の完成、自らの指揮での初演、といった重責の中で放置されたのかもしれません。「海の交響曲」、「未知の世界へ」といった同時期の管弦楽付き声楽曲との関連からも、興味深い作品と言えるでしょう。
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