英国の作曲家、トーマス・ビリントン(1754-1832)によるコレッリ作品の鍵盤編曲。オルガン、チェンバロ、そしてピアノのいずれでも良好に響くように工夫されており、特にオルガンでは典礼用に好評を博しました。そうした好評を受け、ヨーロッパ各地で繰り返し模倣版が刊行され、本書の解説によると、ブロード・ブラザーズ社のものは誤植の多いWalker版のファクシミリだということです。実用面にも配慮した見やすい校訂版に、原曲との相違点を含む詳しい解説、校訂報告が付いています。Preface; 12 Concertos; Critical Report
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