ハイネ三大抒情詩集の一つ、「新詩集」に含まれる「セラフィーヌ」からの８篇による歌曲です。パリジェンヌと思しき女性の名を冠した一連の詩の最初に置かれた作品で、恋愛と享楽が、時には赤裸々に綴られ、霊と肉を超えた穏やかな境地をも語っています。全15篇の「セラフィーヌ」のうち採られたのは以下の８篇です:第３歌（暗い波の上を）、第５歌（あなたの唇にぴったりと）、第７歌（この岩の上にわれらは建てよう）、第11歌（黒い帆をあげ）、第14歌（海に突き出ているルーネ文字の石碑）、第15歌（海は陽光を浴びて）
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