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2018/2/23号

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注目の新刊

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□□□ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第9番ホ短調:校訂版(小型スコア)
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177947/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802230
ヴォーン・ウィリアムズの完成した最後の大作、交響曲第9番。幻想的な雰囲気が支配的で、フリューゲル・ホルンや3本のサクソフォーンがもたらす響きがユニークな作品です。このたび発売されたのは初版スコアを基礎に、手稿資料との不一致点、曖昧な点を修正した校訂版です。特に問題が多かったディナーミクの松葉の位置を慎重に検討しています。作曲者と語り合い、この作品を最初に録音した指揮者、A・ボールトの書簡、著作に見られる貴重な情報が盛り込まれた序文も有益です。


□□□チェロ・アコンパニメント(レイサム・ミュージックのチェロ楽譜)

♪第1集
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177911/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802230
チェロの名曲を教師との二重奏で学ぶために作られた第2チェロ・パート集。同様の楽譜は他社からも出版されていますが、ソロ・パートや注釈を省き、数曲が入ったお求めやすい曲集になっているのが大きな特徴です。
収録曲:Breval, Sonata in C; Faure, Sicilienne; Saint-Saens, The Swan; Eccles, Sonata in g; Saint-Saens, Allegro appassionato

♪第2集
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177914/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802230
収録曲のうちJ.C. バッハの協奏曲ハ短調はサラベール社から出版されている有名な作品。今日では「校訂者」とされていたアンリ・カサドシュの作品と判明しています。
収録曲:Mendelssohn, Song without Words op. 109; Faure, Elegy; Bruch, Kol Nidre op. 47; J.C. Bach, Concerto in c; Brahms, Sonata in e op. 38

♪第3集
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177912/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802230
収録曲のうち、ボッケリーニの協奏曲変ロ長調はよく演奏されるグリュッツマッハー編曲版に対応しており、エディションとしてはIMC(インターナショナル・ミュージック社)版を挙げてあります。
収録曲:Boccherini, Concerto in Bb; Haydn, Concerto in C; Lalo, Concerto in d; Saint-Saens, Concerto No. 1 in a op. 33

♪第4集
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177910/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802230
収録曲のうち「ロココ変奏曲」はよく演奏されるフィッツェンハーゲン編曲版に対応しており、エディションとしてはIMC(インターナショナル・ミュージック社)版を挙げてあります。
収録曲:Elgar, Concerto in e; Haydn, Concerto in D; Tchaikovsky, Variations on a Theme Rococo; Dvorak, Concerto in b min.

【こちらもオススメ!】
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177917/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802230
 
【その他、レイサム・ミュージックのチェロ楽譜が多数入荷!(二重奏~五重奏)】
https://www.academia-music.com/html/page1.html?q=latham%20cello&sort=number3,number4,number5&searchbox=1
 
 
□□□ベートーヴェン:ロンド・ア・カプリッチョ op. 129:失われた小銭への怒り(弦楽四重奏編曲)
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177851/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802230
ベートーヴェンがウィーン時代初期に書いた軽快なピアノ小品が弦楽四重奏になりました。冒頭では第1ヴァイオリンが主題を受け持ちますが、以後は各楽器に急速なパッセージが交互に登場します。肩の張らない、けれど華やぐアンコール曲としてお薦めできるでしょう。NMLで原曲がお聴きいただけます。
 
 
□□□シュメルツァー:ソナタ第6番イ長調(ヴァイオリン)
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177838/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802230
17世紀後半のウィーン宮廷で活躍したヴァイオリニスト・作曲家、ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー。「一つの楽器のためのソナタ集」はシュメルツァーの器楽曲中、特に重要な作品で、ドイツ語圏で最初に出版されたヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集とされています。このたび発売されたのはその第6曲。いくつもの異なる拍子、性格を持った部分が切れ間なく続きます。穏やかな中にも明確な陰影に彩られた魅力的な作品と言えるでしょう。なお、この楽譜は25曲入りのお得な曲「ラ・フォリア」[721895] からの抜き刷りです。
 
 
□□□ギユー:カデンツァ集:ヘンデル、C.P.E. バッハ、モーツァルト、ヴィドール(オルガン)
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177835/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802230
数多くのCDや出版楽譜、そして来日公演でもおなじみの作曲家・オルガニスト、ジャン・ギユーによるカデンツァ集。オルガン協奏曲とともにモーツァルトの教会ソナタ、ヴィドールのオルガン交響曲のためのものも含まれています。
Candenzas to: Handel (op. 4/1, 4/2, 4/4, 7/1, 7/2, 7/3, 7/4, 7/5, 7/6; HWV 295, 296a, 304); C.P.E. Bach (Wq 34, Wq 35); Mozart, Kirchensonate KV 336; Widor, Symphonie No. 6 op. 42/2
 
 
□□□オックスフォード版クリスマス・オルガン曲集(手鍵盤)
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177938/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802230
 
 
□□□モシュレス:24の総仕上げの練習曲 op. 70(ピアノ)
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000035352/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802230
調性によらない配列で、転調を多く含むので分かりにくいのですが、24の長短調による上級(の初め)向けの練習曲です。テクニックとともに楽想も多彩で、ロマン派の性格的小品という側面も兼ね備えています。長らく絶版になっていたショット・フレール版(ベルギー)を復刻したもので、巻頭にはショパンらへの影響などを論じた解説、そしてテクニックごとの索引が掲載されています。
 
 
□□□14の小品(編曲:ジュリアン・ロイド・ウェバー、他)(チェロ)
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177709/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802230
全14曲のJ・ロイド・ウェバーによる演奏をNMLでお聴きいただけます。
収録曲:MacDowell, To a Wild Rose; Balfe, I Dreamt that I Dwelt in Marble Halls; Woodforte-Dinden, Kashmiri Song; Quilter, Music, When Soft Voices Die; Orff, In Trutina; Piazzolla, Oblivion; Chopin, Prelude in e op. 28/4; Schubert, Serenade; Bennett, African Crib Carol; Rimsky-Korsakov, Song of India; Faure, Sicilienne; Rasbach, Trees; Sherman, Hushabye Mountain; Elgar, In Haven. Capri ('Sea Pictures')
 

 
2018/2/16号
☆2/20(火)までに全巻予約で約20%割引!!
 
【バロック音楽ハンドブック(全8巻)Handbuch der Musik des Barock-音楽の栄光時代をひとつのシリーズで-】
 
モンテヴェルディから、ラモー、バッハまで、
北イタリアで生まれたオペラから、ルイ14世の宮廷舞踊、中央・北ヨーロッパのプロテスタント教会音楽まで、
楽器法の基本的な発達から、バロック時代の上演文化における音楽の複雑な機能、音楽理論の思想体系まで、
膨大で複雑なバロック音楽を包括的に解明した、魅力的なシリーズです。
 
♪詳細はコチラ https://www.academia-music.com/smartphone/page23.html
 
♪全巻構成
第1巻:世俗声楽作品 [741137]
第2巻:宗教声楽作品 [741138]
第3巻:器楽作品     [741139]
第4巻:作曲法       [741140]
第5巻:楽器と演奏法 [741141]
第6巻:音楽社会史   [741142]
第7巻:文化における音楽  [741143]
第8巻:バロック音楽事典(2分冊) [741144]
 
※第1巻~第7巻:各およそ¥25,000(予定)
※第8巻:およそ¥30,000(予定)(2分冊)
 
☆おすすめ☆シリーズ全巻予約 [741136]
※2/20(火)までに全巻予約されると、約20%の割引価格になります!!
 
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 注目の新刊
 
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□□□初出版!ドビュッシー:夜想曲、ヴァイオリンと管弦楽のための:R・オーリッジ補筆完成版
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177839/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802161
紛らわしい題名ですが、このたび発売されたのは旧知の同名曲とは異なる、初出版の作品です。ウージェーヌ・イザイのために着手されたもので、草稿手帳 (フランス国立図書館 MS 20632(2)) から著名なドビュッシー研究者、ロバート・オーリッジが補筆完成させたものです。ホ長調とロ長調を中心に、概ね緩やかなテンポで推移する、「牧神の午後…」の雰囲気の中に技巧的なヴァイオリンが加わったような作品です。この復元版(オーケストラ版)によって2011年にイザベル・ファウストらが初演しています。
 
 
□□□ストラヴィンスキー「火の鳥」の編曲2点
 
♪火の鳥、1919年版組曲:クラリネット、サックス四重奏、ピアノのための(六重奏)
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177908/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802161
「火の鳥」'19年版組曲全曲を六重奏にした技巧的な編曲。サックス四重奏にクラリネットとピアノという珍しい編成で、ザビーネ・マイヤーとアリアージュ五重奏団の共演のために委嘱された編曲です。委嘱者たちの演奏によるCDが Sony Classical から発売されています('Fantasia' 88875190972)。
収録曲: Introduction; L'oiseau de feu et sa danse; Variation de l'oiseau de feu; Ronde des princesses; Danse ingernale du roi Kastchei; Berceuse; Final
 
♪バレエ組曲「火の鳥」(1945) より(3曲)(フルートとピアノ)
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177842/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802161
C管フルートとピアノで演奏する「火の鳥」。「凶悪な踊り」はそれなりに難しいのですが、後の2曲のフルートは音域がやや高いものの、それほどまでは難しくないでしょう。
収録曲:Danse infernale de tous les sujets de Kastchei カスチェイの家来全員の凶悪な踊り; Berceuse 子守歌; Hymne final 終曲
 
 
□□□ファリャがヘンレ版に登場!ファリャ:スペインの庭の夜
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177862/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802161
ヘンレ版で初めてのファリャ作品。単純に時系列順には収まらない3点の資料(自筆スコア、浄書スコア=彫版用見本、初版スコア)を丹念に読み解いた労作です。運指はユジャ・ワン。なお、この校訂版はブライトコップ社との共同制作によるもので、並行して校訂されたフル・スコアはブライトコップ社から刊行されます。
 
 
□□□ヘンレ版バルトーク:ミクロコスモス(ピアノ)
 
♪第1巻、第2巻
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177861/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802161
 
♪第3巻、第4巻
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177863/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802161
 
 
□□□全8曲が1冊に!サラサーテ:スペイン舞曲(全8曲): op. 21, 22, 23, 26(ヴァイオリン)
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177867/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802161
「スペイン舞曲」全曲(作曲者命名による正統な8曲)が一冊になった便利でお得な校訂版が登場しました。広範な自筆資料、初版譜を検討して、資料間の不一致点や音の誤りを修正しています。近・現代スペイン音楽の専門家、M・N・フェレルによる解説も有益。パート譜は運指・運弓付きのものと、付加のないものの2部が付いています。
収録曲:Malaguena op. 21/1; Habanera op. 21/2; Romanza andaluza op. 22/1; Jota navarra op. 22/2; Playera op. 23/1; Zapateado op. 23/2; [Vito] op. 26/1; [Habanera] op. 26/2
 
 
□□□ファジル・サイのカデンツァ(ピアノ)
 
ベートーヴェン/サイ:ピアノ協奏曲第3番第1楽章、カデンツァ
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177833/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802161
鬼才ファジル・サイによるカデンツァ。日本盤CDがあり、来日公演でも取り上げられたベートーヴェンの協奏曲第3番です。和声や動機処理ではほぼベートーヴェン様式に収まりつつも、現代のピアノ音域をフルに使用して幻想的な響きも登場するユニークなカデンツァです。
 
 
□□□カツァリスのピアノ編曲(ピアノ)
 
モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」より「ここでお前に会えるはずだ」
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177834/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802161
シプリアン・カツァリスによる「後宮」第1幕、ベルモンテのアリアの編曲。原曲を漠然と思い浮かべると、緩やかなアリアが 'ヴィルトゥオーゾ・ピアノ・トランスクリプション' と呼ぶほど難しいのか、と訝る向きもあるでしょう。これは旋律を右手、伴奏を左手で弾くようなやさしい編曲ではありません。テナーのアリアは本来の音域で両手の間を受け渡しながら進行し、さらにオーケストラのほとんどの声部も弾く、技巧的な編曲です。原曲では木管が柔らかく陰影を添えている32分音符での分散和音(二声部)もちゃんと盛り込まれています。
 
 
□□□ヘンレ新刊!ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 op. 2/1
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177864/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802161
著名なベートーヴェン研究者、ノルベルト・ゲルチュとピアニスト、マレイ・ペライアによるベートーヴェン・ピアノ・ソナタの新版です。旧版(1952)では点だったスタッカートがベートーヴェン作品での大原則である線状のスタッカートに改められるなど、近年の研究成果が反映されたエディションです。校訂コメントでは誤りや相違点の指摘だけでなく、「アウフタクトはスタッカートなし」など一般の学習者が疑問を持ちそうな箇所についての用心のための指摘もあります。
 
♪こちらも同時発売♪
ショパン:スケルツォ第3番嬰ハ短調 op. 39
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177860/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802161
作曲順にピース楽譜で刊行されてきたノルベルト・ミューレマン校訂によるスケルツォ新版の第3番。対等に正統であるフランス、イギリス、ドイツの初版にかなりの相違点が見られる、楽譜校訂上の難物ですが、異版をむやみに列挙することなくすっきりとまとめてあります。資料間の相関関係をまとめた樹形図や有益なウェブサイトへの言及がある校訂報告は大いに参考になるでしょう。
 
 
 
この他、数多くの新刊が入荷しております。ぜひご覧ください。
https://www.academia-music.com/
 
 
☆ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 op. 92(自筆譜ファクシミリ版)【再入荷!!】
https://www.academia-music.com/smartphone/page15.html?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802141
 
かつてはアクセス困難だったヤギェウォ図書館(ポーランド、クラクフ)所蔵の第7交響曲の自筆譜がファクシミリ版で刊行されました。「本質的にはこの作品の最終形態」とデル・マーが語るように、この名曲では最重要な資料の一つです。状態の良い自筆譜が繊細なカラー印刷で再現されており、第2楽章末尾の議論の的となっている 'arco' もその状態を確認できます。
前書き、解説はドイツ語と英語。布装丁(ハードカバー)、ケース付き。
 
 
☆ベルリオーズ:幻想交響曲 op. 14(自筆スコア・ファクシミリ版)刊行!
https://www.academia-music.com/smartphone/page16.html?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802141
 
ベルリオーズの熟達した作曲技法は、とりわけ管弦楽法において顕著であり、その衝撃は20世紀にまで及んでいます。ベルリオーズはこの作品を何年にもわたって改訂した末にようやく決定稿にたどり着きました。彼はそうした多くの変更を自筆スコアに加えており、細い用紙を当該パートに貼り付けた部分も見られます。
このファクシミリ版は自筆譜を高品質のカラー印刷で再現しました。折り込み部分を広げると、貼り付けた用紙の下に隠されていた部分を見ることができます。
 
2018/2/9号

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 注目の新刊
 
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□□□オリジナル版復元付き!シュルホフ:ホット・ソナタ(ジャズ・ソナタ)、アルト・サックスとピアノのための
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177869/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802091
ジャズからの影響、ダダイスムの推進などで知られるエルヴィン・シュルホフ(1894-1942)のサクソフォーン作品に画期的な校訂版が登場しました。自筆譜ではアルト・サックスには記音にするとト音記号上第4線上のソまで使用されているのですが、従来の出版譜では最高音がファの通常音域に収まっています。作曲者が承認した変更とはいえ、旋律音が長2度下に変更されている個所ではかなり雰囲気が変わっています。このヘンレ新版では自筆譜稿が随所に代替譜で示されています。本来の旋律を復元した決定版として広くお薦めできます。
 
 
□□□チャイコフスキー:憂鬱なセレナード op. 26(ヴァイオリン)
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000055913/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802091
チャイコフスキー研究者、アレクサンドル・コマロフがヨーロッパ各地に分散する資料を調査したうえで、初版3刷りを基礎として資料間の相違を慎重に検討した校訂版。パート譜はインゴルフ・トゥルバンによる運指・運弓が付いたものと付加がないものが表裏に印刷されています。なお、ヘンレ社はチャイコフスキーのヴァイオリン作品全曲(op. 26, 34, 35, 42)をピアノ伴奏版で刊行する予定です。
 
【既刊】
♪ヴァイオリン協奏曲
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000054584/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802091
♪ワルツ・スケルツォ
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000152811/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802091
(※ヘンレ版チャイコフスキーのヴァイオリン作品全曲出版が進行中です)
 
 
□□□ヘンレ版室内楽作品の新刊(スタディ・スコア、パート譜)
 
♪ガーシュウィン:ララバイ(子守歌)、弦楽四重奏のための
ガーシュウィンのララバイと言えば「サマータイム」(歌劇「ポーギーとベス」)が有名ですが、こちらもそれに劣らず魅力的な弦楽四重奏のための作品。米国議会図書館所蔵の自筆譜、手稿譜を調査した校訂版です。アーティキュレーション、ディナーミクなどの不揃いや誤りを慎重に修正しています。
 
・スタディ・スコア
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177885/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802091
・パート譜
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177878/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802091
第1ヴァイオリンのパート譜にスタディ・スコアと同じ序文、校訂報告が掲載されています。
 
 
♪ドヴォルザーク:テルツェット(三重奏曲)ハ長調 op. 74, B 148
2本のヴァイオリンとヴィオラという珍しい編成のためのオリジナル曲というと真っ先に思い浮かぶドヴォルザーク作品に、ヘンレ版が登場しました。作曲者が校正した初版スコア、パート譜を底本に自筆スコアも参照して、資料間の不一致点を慎重に検討しています。
 
・スタディ・スコア
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177884/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802091
・パート譜
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177877/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802091
第1ヴァイオリンのパート譜にスタディ・スコアと同じ序文、校訂報告が掲載されています。
 
 
♪ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第13番ト長調 op. 106, B 192
最後の弦楽四重奏曲、第14番と相前後して書き上げられた、ドヴォルザーク晩年の名曲。第14番がそれまでのドヴォルザークの室内楽曲の集大成ともいうべき作品だったのに対して、第13番はさらなる発展を示しています。メロディアスな親しみやすい作品ですが、短い動機(冒頭の6度上行の動機など)の多用、話すような旋律の導入、といった先鋭的な特徴はヤナーチェクの先取りと見ることもできるでしょう。
 
・スタディ・スコア
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177887/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802091
・パート譜
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177876/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802091
 
 
□□□ハイドン:幻想曲(奇想曲)ハ長調 Hob. XVII: 4(ピアノ)
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177806/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802091
1788年秋にフォルテピアノを購入したハイドンがこの新奇な楽器の特性を活かして書いた作品。翌年春の書簡で作曲者は、「フォルテピアノのために新しい奇想曲を書きました。上品で独創的で洗練されていますので、専門家にも愛好家にも気に入られるでしょう。単楽章で、やや長いのですが、難しすぎないものです」と語っています。ハイドン全集シリーズ XIX/XX に基づく新版です。
 
 
□□□ヘンレ版ピアノ作品(既刊)からのピース楽譜
 
♪ドビュッシー:ロマンティックなワルツ
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177865/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802091
2011年刊行の「ドビュッシー・ピアノ作品集」(全3巻:生前出版の独奏曲は全曲収録)の第1巻 [692518] からのピース楽譜。序文と校訂コメントは最新のもの(2018)が掲載されています。
 
※ドビュッシー・ピアノ作品集〈第1巻〉はこちら
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000145522/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802091
 
 
♪ドヴォルザーク:ユーモレスク変ト長調 op. 101/7, B 187/7
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177866/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802091
初版譜、草稿、自筆譜などを丹念に調査した「8つのユーモレスク」から抜き出した、有名な第7番のみのピース楽譜です。
 
 
□□□本日2/9(金)サックス4重奏新刊4タイトル発売!「クローバー・サクソフォン・クヮルテット」シリーズ
 
♪J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565(編曲:田村真寛)
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177857/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802091
 
♪M.ラヴェル:ハイドンの名によるメヌエット(編曲:林田祐和)
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177856/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802091
 
♪林田祐和:星の欠片~プログレッシブ・ロックの印象~ Fragments of the Star-Impression of Progressive Rock-
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177855/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802091
スポットライトに照らされてステージに立つサクソフォンは、まるで星宵のように輝き、音楽の宇宙を見ているよう。激しく流れる導入に始まり、ぶつかり合って散り散りになった4つの星たち。やがて、宇宙の静けさの中でゆっくりと渦を作っていきます。
 
♪林田祐和:ストレンジ・ラン・フォー・カラーズ Strange Run Four Colors
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177854/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802091
作曲者が、プロのサクソフォン奏者になる夢・未来に向かって突っ走っていた大学3年生の時の作品。4人のサクソフォン奏者が疾走するようなイメージの作品です。
 


 
2018/2/2号
☆ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 op. 92(自筆譜ファクシミリ版)【再入荷!!】
https://www.academia-music.com/smartphone/page15.html?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802021
 
かつてはアクセス困難だったヤギェウォ図書館(ポーランド、クラクフ)所蔵の第7交響曲の自筆譜がファクシミリ版で刊行されました。「本質的にはこの作品の最終形態」とデル・マーが語るように、この名曲では最重要な資料の一つです。状態の良い自筆譜が繊細なカラー印刷で再現されており、第2楽章末尾の議論の的となっている 'arco' もその状態を確認できます。
前書き、解説はドイツ語と英語。布装丁(ハードカバー)、ケース付き。
 
 
☆ベルリオーズ:幻想交響曲 op. 14(自筆スコア・ファクシミリ版)刊行!
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ベルリオーズの熟達した作曲技法は、とりわけ管弦楽法において顕著であり、その衝撃は20世紀にまで及んでいます。ベルリオーズはこの作品を何年にもわたって改訂した末にようやく決定稿にたどり着きました。彼はそうした多くの変更を自筆スコアに加えており、細い用紙を当該パートに貼り付けた部分も見られます。
このファクシミリ版は自筆譜を高品質のカラー印刷で再現しました。折り込み部分を広げると、貼り付けた用紙の下に隠されていた部分を見ることができます。
 
 
☆残席わずか!お申込み受付中です!
 
作曲家・中村洋子によるアナリーゼ講座
第2回:バッハ「平均律クラヴィーア曲集第1巻」
https://www.academia-music.com/new/2018-01-22-110738.html
日時:2018年3月24日(土)14~18時
会場:エッサム本社ビル4階 こだまホール(JR神田駅よりすぐ)
定員:70名
※講座内容やお申込み方法など、詳細は上記URLよりご覧ください
 
なぜ、平均律クラヴィーア曲集がクラシック音楽の根源なのか、複雑に絡み合っている「和声」と「対位法」を解き明かし、ピアノで実際に音を聞きながら学べる大人気の講座です!
 
受講にあたり、おすすめの楽譜はこちら↓↓
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV 846-869(日本語解説付き)
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177122/
翻訳・解説:中村洋子
 
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 注目の新刊
 
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□□□フォーレ:歌曲全集2:1884年-1919年のピアノ伴奏歌曲33曲
 
♪高声用
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177596/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802021
♪中声用
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177597/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802021
 
フォーレ円熟期の名作、そして近代フランス歌曲の精華ともいうべき名品が含まれる、フォーレ歌曲全集第2巻が刊行されました。現行のエディションにも残る多くの誤植、不一致点を正した画期的な校訂版と言えるでしょう。「メリザンドの歌」をはじめとする舞台作品からの歌曲も収録されています。
 
収録曲:op. 39, 43, 46, 51, 57/1, 57/3, 68[op. 83: Prison; Soir], 76, 85, 87, 92, 94, 114; Serenade (Le bourgeois gentilhomme); Melisande's Song; En priere; Duets op. 10, 72; op. 35 (4 voices)
 
 
□□□ドヴォルザーク:ジプシーの歌 op. 55, B 104
 
♪高声用
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177791/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802021
♪低声用
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ドヴォルザーク全歌曲校訂版(全5巻9冊)の第3弾は「ジプシーの歌」。有名な「わが母の教え給いし歌」を含む、ドヴォルザークの歌曲の中でも特に親しまれてきた連作です。チェコ語歌詞が付いた再版を基礎に広範な資料を詳細にわたって検討した労作です。ドヴォルザークがドイツ語訳に付曲したことへの不満が多く寄せられたことからチェコ語付きの再版が実現したことなど、興味深い情報が盛りこまれた序文も見逃せません。なお、原調は高声用です。
 
収録曲:我が歌声響く愛の賛歌;ああ、わたしのトライアングルはなんと素晴らしく響くことか;春は密やかに静まり返る;わが母の教え給いし歌;弦を整えよ;大きくゆったりとした軽い亜麻の服を着て;鷹の翼はタトラの峰高く
 
 
□□□クライスラー:愛の悲しみ:演奏会用編曲(ラフマニノフのピアノ編曲からの再編曲)
 
♪ヴァイオリン版
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ラフマニノフのピアノ編曲をヴァイオリンとピアノに再編曲した、華麗で、繊細な和声に彩られた演奏会用ヴァージョンです。急速なパッセージの多くはピアノが受け持ち、ヴァイオリンにはハーモニクスや超高音域が登場します。アンコール曲にお薦めの、聴衆がアッと驚く一曲です。
 
♪チェロ版
https://www.academia-music.com/shopdetail/000000177780/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1802021
ラフマニノフのピアノ編曲をさらにチェロとピアノに再編曲した、華麗で、繊細な和声に彩られた演奏会用ヴァージョンです。この編曲自体はチェリスト・作曲家のマッツ・リドスロムによるものです。急速なパッセージの多くはピアノが受け持っていますが、ハーモニクスやかなりの高音域を使用するチェロもそれ以上に技巧的です。旧来の、クライスラー作品のチェロ版とは一線を画した、チェロの特性を活かした編曲としてお薦めできるでしょう。
 
 
□□□サン=サーンス:動物の謝肉祭、2本のフルートのための
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「動物の謝肉祭」全14曲を2本のC管フルートだけで演奏するという大胆な編曲。本格的な編曲なのでかなり難しい曲もありますが、有名な「白鳥」や「亀」のように比較的やさしい曲もありますので、学習者にもお薦めしたい一冊です。
 
 
□□□マルチヌー:九重奏曲第2番 H 374
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2000年代の初めにスプラフォン版が絶版になってから正規版が入手できない時期がかなり続いた人気作品がマルチヌー全集に基づく小型スコアで刊行されました。自筆譜、初演パート譜、作曲者の書簡を調査し、死の床にあった作曲者が充分に関与できなかった初版譜の問題点を修正しています。なお、パート譜はレンタル扱い、全集本体は刊行準備中です。
 
 
□□□その他のベーレンライター新刊!
 
♪シューベルト:ピアノ・ソナタ ト長調 D 894(第18番:「幻想曲(、アンダンテ…)」)(ピアノ)
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最後の3つのソナタと並ぶ、シューベルト晩年のピアノ名曲、「幻想ソナタ」の新シューベルト全集に基づく演奏譜がリニューアルされました。旧版は新全集とおなじ古風な版面でしたが、この新版は新たに現代的な見やすい版面を製作し、ページ割りもめくりやすく改善されています。また、旧版では短いあとがきが付いているだけでしたが、新版には作曲の経緯・演奏慣習に関する解説、校訂報告が掲載されていますので大いに参考になるでしょう。
 
♪セヴシック [シェフチーク]:40の変奏曲 op. 3(ヴァイオリン)
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セヴシックのop. 1, 2, 7, 8 に続いて op. 3 が刊行されました。教材なので 'Barenreiter Urtext' とは謳っていませんが、先行するエディションを充分に検討したうえで、見やすさ、使いやすさが追及されています。
 
♪スペッカート:27のミニアチュール(弦楽器による室内楽)
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初級者向けのオリジナル三重奏曲連作。やさしく短い27曲ですが、各曲には頻繁な拍子の変更、巧みな動機処理、などさまざま創意が盛り込まれています。年長の、あるいは大人の学習者が意欲的に取り組める、充実した教材と言えるでしょう。
 
♪リーディング:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op. 36
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♪ブレヴァル:チェロ・ソナタ ハ長調 (op. 40/1)
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