ショパンが自作の協奏曲を演奏する場合は弦楽五重奏とともに演奏する場合が多かった、という記述に基づいて編まれた編曲です。国立ショパン研究所との共同出版で、ナショナル・エディションに準拠しており、ピアノ・パートは第2番で4小節間だけ管楽器のフレーズを追加した以外、原曲と同一です。弦楽器パートはおおむね原曲の弦パートを踏襲しています。弦パートのアーティキュレーション、デュナーミクは信頼のおけない初版オーケストラ・スコアよりも、作曲者自筆のピアノ・リダクションに見られる形態を優先しています。
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