1937年に初演されるまで忘れられていたシューマン最後の協奏作品。クララやブラームスが退けた作品ですが、「ベートーヴェンとブラームスの協奏曲を繋ぐ失われていた径」と絶賛したメニューインをはじめ今日では多くの識者が高く評価しています。源泉資料に基づき、初版に見られた多くの恣意的変更を正したＣ・Ｒ・リーデル校訂版に準拠したピアノ・リダクションです。ソロ・パートにはこの作品を繰り返し演奏、録音しているトーマス・ツェートマイヤーの運指、ボウイングが付いています。ＮＭＬではツェートマイヤーによる演奏がお聴きいただけます。
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