ハイドン没後百年にちなんだ作品が、没後200年にあたる今年、個人蔵となっている自筆譜を底本とした校訂版で登場しました。冒頭の H-A-D-D-G がなぜHAYDNと読めるのか、という問題が解説で明瞭に解き明かされています。ウィーン原典版で初めてのラヴェル作品の刊行に当たって、ヘンレと同様に、縦33cmの大型サイズを採用しています。この作品自体はさほど複雑な楽譜ではないので、さらにラヴェルの作品が刊行されるのでは、と期待されます。
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