ブルースの第2楽章が有名なものの、ヴァイオリンとピアノが対立しつつも多彩な世界を繰り広げる第1楽章が印象的なラヴェル最後の室内楽作品、1927年出版のヴァイオリン・ソナタ。これまでオリジナル出版社のものしか選択肢がなかった名曲にヘンレ版が登場しました。いわゆる「遺作ソナタ」(1897) [0212105700] と区別するため 'ト長調' としています。初版からわずか4か月後に刊行された訂正を含む再版を主な資料としています。NMLでヴァイオリン運指を付けたテツラフ、ピアノ運指を付けたパスカル・ロジェの演奏をお聴きいただけます。
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