カイザー、テレマン、マテゾンなど何人もの音楽家が曲を付けたバルトルト・ハインリヒ・ブロッケスの詩 'Der fur die Sunde der Welt gemarterte und sterbende Jesus' による受難オラトリオです。本書はバッハが所蔵し、演奏に使用していた手稿譜に基づいており、冒頭の合唱の歌詞など随所で変更が見られます。バッハの受難曲への影響など、バッハ研究の上でも興味深い資料といえるでしょう。なお、ヴォーカル・スコア [567135]、パート譜も発売されています。
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